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若い米人女性の新現象「ボーカルフライ」って何?

累計読者数: 870 America’s young women are running out of oxygen. 「アメリカ中で、若い女性が酸素を切らしている模様です」と言って始まるこの動画。どんな大変な事態かと思ったら、実はアメリカの若者、特に最近の女性がこぞって使っている「ある話し方」を嘲っているんです。 ボーカルフライ(vocal fry)とは、声帯を震わせて、きしむ様な音で話す発声方法。特に語尾が消えてしまうような、やる気のない音に聞こえることが多いです。 そう、ポイントはその「やる気のない感じ」。動画内の女性は、 It sounds underwhelmed and disengaged. It’s annoying. 「それがどうした?とでも言わんばかりで、無関心な感じで聞いていてイラっとくる」と表現しています。最近私もボーカルフライについては同僚との話題になったことがあって、嫌な話し方だよね〜という結論に至ったのですが、動画中に挙げられた女子大学生を対象にした調査によると、なんと3分の2の学生がボーカルフライをすると言われています。 巷ではちょっとした笑いの種ですらあるボーカルフライなわけですが、先にあげた調査によると、なんとこの音声を発する女性は、友達や同僚から「教養があり」「洗練されていて」「将来性がある」という印象評価を受けたというのです。私は年を取りすぎているためか、若い女の子の間でどうしてこんな評価になるのか、直感的にはまったく理解不能笑。 ここが一昔前に流行ったバレートーク(valley talk、サンフェルナンドバレーが発祥地とされる語尾を上げる話し方。uptalkとも呼ばれる)を含む、多くの若者のスピーチパターンと異なる点。バレートークを使って話している人は、頭が空っぽで仕事上のプロ意識を欠いていると評価されがちなのです。 先ほど直感的にはまったく理解不能と言いましたが、結局のところ、最近の女性がボーカルフライを話し方に取り入れてしまう理由は、動画の女性が最後に言っていることにつきるのではないかと思います。 It’s annoying to listen to a young woman who sounds world-weary… and exactly like her 14 best friends. 「(人生経験の浅いはずの)若い女性が、人生やこの世の中に飽き飽きしたように話す様子は聞いていてイラっとくる。しかもその話し方は、彼女たちの14人の”親友”とまったく同じで、個性が無く聞こえるのだ」 無い経験をボーカルフライで補おうとしているということと、「流行り」ということ…かな? …理由がわかっても、やっぱりイラっときますけどね笑。 写真はパジャマのケイリー。最近寒いので、ついにフリースのパジャマを買ってあげました♩