『お互い頑張ろう』を英語で!
便利なので、なにげなく使っている「お互い頑張ろう」という言葉。よく考えると、「あなたはあなた、わたしは私で別々に頑張る」、「同じ努力をしている私のことを思って、励みにしてね」、「私もだけど、あなたもいろいろと上手くいくといいね」など、色々な意味が詰まっています。すべての意味をカバーできる便利な表現は英語には見当たりませんが、分解してみると、シチュエーションによって色んな言い方ができます。
- Best of luck for both of us!
- 「お互い上手くいくといいね!」
- 「頑張って」という日本語の直訳がないというのは割とよく知られていますが、その「頑張って」の訳としてよく登場するgood luck。お互い頑張ってと言いたいときは、for both of us(私たち二人とも)と言えばなんとなくそんな雰囲気の訳になります
- luck(運)なので、直接的には「努力」の意味は薄くなりますが、決まり文句の使い方としては似ていると思います
- いちばん使いやすい表現では?
- Let’s do our best
- 「お互い一生懸命やろう」
- 一番目の例文はどちらかというと、競争相手や別々の場所で頑張っているひとに対していうのに対して、こちらはチームメイトにも言える言葉。もちろん競争相手でも可
- It’s encouraging to know that you are also doing what I’m doing
- 「あなたが私と同じことをしているのは、心強いことです」
- encouragingは「励ましになる」
- it’s encouraging to know that somebody else is also going through what I’m going throughは「私と同じことを他の人も(あなたが)体験していると思うと、励みになります」という意味で、シチュエーションによって、「カルチャーショック」や「失恋」など同じ境遇のひとに巡り合ったときに、相手に言うことができます
- We just have to grin and bear it / we just have to tough it out
- 「笑って我慢するしかないね!」「頑張るしかないね!」
- grin and bear itは「笑って耐える」という決まり文句
- tough it outは「耐え抜く」という決まり文句
- お互いを奮い立たせる応援の言葉です
- おまけ表現:We got this
- 「大丈夫、できるよ!」「心配ご無用」「うまくいくよ」
- これはかなり意訳ですが、相手の不安を取り除くために言える言葉
- A: I’m so nervous!:「めっちゃ緊張する!」
- B: Don’t worry. We got this!:「心配しないで、うまくいくよ!」